飛騨の 円空 特別展・東京国立博物館

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 2月9日(土)からの三連休の初日に、上野にある東京国立博物館で開催されている「飛騨の円空・特別展」を見に行ってきた。会場にはたくさんの人が訪れていて円空仏の人気の高さを改めて実感した。300円で音声ガイドの器械を借りて仏像の説明を聞いたが、とても分かりやすくてじっくりと仏像を鑑賞できた。
 1番に聴いた説明は、「賓頭蘆尊者座像(びんずるそんじゃざぞう)」という仏像であったが、首を少し曲げて微笑んでいるお姿が自分にどことなく似ていてすごい親しみを感じた。頭を村人になでられてきたのでてかてかした感じですごく親しみのある仏像として人々とともにあった仏像である。
 音声ガイドの順番に従って見学していったが、不動明王立像や狛犬、三十三観音像、柿本人麿像、金剛力士像、宇賀神像など実にいろいろな種類の円空仏が展示されていた。
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生えている立木にはしごをかけて彫ったという金剛力士立像は大きくて迫力のある仏像であった。自然の中に仏がいるという発想はいかにも日本人的な発想で、山川草木悉有仏性という日本人の仏教観の根幹をなす思想のまさに現実の姿だと思う。木の中にまさに仏を見る円空の世界である。
 帰りには売店で『他人の力を借りていいんだよ』という千光寺の住職の大下大圓さんの本と円空の便箋を記念に買ってきた。救いを求めている今の私の心境何かしらヒントになるかもしれない。
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