いのちについて

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【神奈川新聞投稿文】
 警察庁発表の自殺者数が、昨年も3万人を超えたという記事が掲載されていた。50歳代から60歳代が一番多いとのことだった。
 いろいろな原因が考えられると思うが、歳を取ることによって時代の変化に対応できなくなってしまったという焦燥感もあるのではないかと考える。自分がその年齢になり、世間的にはベテランと見られ、リーダー性を発揮しなければならない立場だと自覚はしているが、若い頃の気力や体力が無くなり、時代の流れに乗れない自分を発見する。
 私の大好きなフォーク歌手の宮沢勝之さんの「いのちについて」という歌の詞の中に、「いつも傷つくことばかりおそれて いつも自分のことばかり守りたくて いつも自分がとてもちっぽけに思えて きっと何もできないときめていて」という歌詞が出てくるが、ある時その詞が全く自分のことだと気付いて唖然とした。歳を取ると恥をかきたくない、周りからよく見られたいという守りの発想になり、チャレンジ精神を失っていく。自分自身に自信を失ったときに、死神は近づいてくるのだと思う。

 私は、その時々の思いを投稿文に書いている。今読み返してみると今も共感できることと、すごく偉そうなことを書いていたんだなと思うこととがある。投稿文を書くときには、前向きな文章を書くように心がけてきたし、その方が掲載される確率は高いことを知っている。
 私は今仕事のことで自信を失いかけている。投稿文にも書いたように時代の流れについて行けない自分を感じている。この現実から逃れようとしている。自分に自信を失ったときにあなたは駄目になると昔手相占いの人に言われたことが、実感として受け止めている。定年間近にしてはやく仕事を辞めたい。逃げ出したいと時々思う。現実の生活を思うとそれが出来ないことは重々承知している。人生長い間には調子がよいときもスランプに陥るときもいろいろあるさとよく理解はしているが、逃げ出したくなる時もあることも確かである。
 自分自身を見つめることは、とても辛いことだ。今の自分は、もしかしたら人の気持ちは何も分かっていないのではないかと不安にかられている。人のためによかれと思ってやっていることが相手には通じなくてかえって迷惑に感じているのではないかと心配になる。自分は世間知らずだと前から感じてはいたが、やっぱり世間知らずなのではないかと思ってしまう。ビールを飲むことで自分をごまかしている。
 自分の至らなさを指摘してくれる人がいることは、辛いことではあるが、とてもありがたいことだと思う。自分自身を見つめることからしか新たな自分の一歩を踏み出せない。今自分はスランプに陥っていてる。そんなときの思いを文章として残しておきたいと考えて書いてみた。
 また明日から新たな気持ちで一歩を踏み出したいと思う。

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この記事へのコメント

QP先生
2012年02月03日 07:38
 1月31日(火)の神奈川新聞「自由の声」に「自殺の原因に焦燥感も」という題で掲載されました。自殺者の数や14年連続という数字が掲載されていました。

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