心象スケッチ ひろしです

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zoom RSS 森光子の放浪記 帝劇

<<   作成日時 : 2006/09/03 08:27   >>

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 9月1日から帝国劇場において「放浪記」が始まり。2日の昼の部を観てきました。すでに全日程チケット完売ということで大変な人気です。その日も本当に満席でした。7〜8割は中高年のご婦人だったと思います。9月4日には1800回上演ということで何と45年も続けているとのことです。今までは芸術座での公演だったということでしたが、昨秋に森光さんが文化勲章を受章したということで記念の帝国劇場での上演となりました。
 放浪記を観たいと思ったのは、以前NHKの番組で放浪記を特集して、その中で森光子が高齢にもかかわらず劇の中ででんぐり返しをすると知ってぜひそれを見たいと思ったからです。
 演劇は総合芸術だとよく言いますが、まさにそれを再確認しました。音響や照明が有効に使われ、衣装や小道具、大道具などにも工夫がありました。一人で何役もやっている役者さんが何人もいましたが、服装や髪型、台詞の言い方がその都度違っていたので全く別人のように感じました。5幕の途中休憩を取っての4時間近くの演劇でしたが、あっという間のような気がしました。
 「放浪記」は貧乏がテーマの小説のような気がしました。5幕の最後の場面で、林芙美子のライバルの詩人日夏京子が、疲れ果てて机にもたれかかって寝ている芙美子の後ろ姿に「お芙美、あんた幸せじゃないんだね」という一言にこの演劇の主眼があったように思いました。演劇でも映画でも芸術の目指すものは、人の本当の幸せであったり、生きている目的なんだと改めて思いました。ベテランの俳優陣で奈良岡朋子や米倉斉加年、斎藤晴彦、、大出俊、山本學、大塚道子などさすが味のある演技をするなと思いました。
 林芙美子が生きていた時代と現在では時代が全く違っていて、貧乏なんて現在では死語になって食べるものがないということは、今の人たちには考えられないことだと思いますが、貧しさが人を鍛え本当の人の優しさを育んでいたということは、今の時代にも通じることで、今でも人気を博していることの一つではないかと思いました。それにしても森光子さんは80歳を越えているにも関わらず若々しくて魅力的な女性だと改めて思いました。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます
一つのものを目指した生き方は年をも感じさせないんですね
何時か先生が書いておられた癌を持っていながらの生き方も感動して読ませていただきました。
(放浪記)のキャスターもすごい方たちばかりですね。。


もこたん
2006/09/05 07:34

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