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zoom RSS 『雑談力が上がる話し方』斎藤孝著 教文研での発表

<<   作成日時 : 2019/02/15 18:31   >>

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教文研のカウンセラー打ち合わせの自分の発表の時の文章です。
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『雑談力が上がる話し方』斎藤孝著

はじめに
 会議や打ち合わせの後の雑談の時に、話が盛り上がるということはよくあることです。教文研のお茶タイムの時に、昔の話やその時に話題になっている話で盛り上がり、話題が次々と出て話が尽きないこともよくあります。
 教育相談の時にも、相談したいことや悩みを聴くだけでなく、雑談したり、自分も同じようなことを経験したことを話すと、相手の方も共感していろいろと話をしてくれることがあります。
 カウンセリングの基本は、傾聴することとよく言われますが、雑談することによってより親しみを感じ、いろいろなことを話してくれることがあるのではないでしょうか。明治大学教授の斎藤孝先生の『雑談力が上がる話し方』という本を読んでいろいろと気づかされたことやカウンセリングに活かされそうなことを発見しました。それをまとめてみたいと思います。

雑談の基本マナー
@「ほめることが雑談の基本」だと斎藤先生は言います。それも真剣ではなくとりとめのないことをほめるのだそうです。ほめることによって相手との距離が縮まりよい人間関係が作れていきます。
A「いや」「しかし」はNG。興味のないことでも、まずは肯定や同意からはじめることが大事です。どんなことからもよさを見いだす努力をすることが大切です。
B雑談では、自分よりも相手に話の主導権を握らせる方が盛り上がります。そして、相手から出てきた言葉に「質問」という形で切り返すスキルが役に立ちます。別に話し上手でなくてもいいのです。話し下手の人の方が、雑談の潜在能力は高いといいます。
C雑談のベストバランスは、相手8対自分2がいいそうです。聞き役に徹すれば相手がパスを作ってくれます。結論というゴールを決めるのではなく、パス回しして相手に話してもらうことが大切なのです。
D相手の話から次の話題を連想する力が必要です。議論するのがカウンセリングではないので、話題を広げてスペースを見つけて、そこからさらに話をすすめるのです。まずは聞き役に徹して、相手の話題に乗っかって、切り返してふたたび質問するのです。雑談は、相手の話に質問を付けてひたすら返すことが大切です。それもプラスαの一言を入れると会話が盛り上がります。

雑談の鍛え方
@今、旬のネタを仕入れておく。ニュースや新聞をよくチェックする。そのためには、よくテレビを観たり新聞を読むこと。
A知らないことや分からないことを聞く。そこから話題が広がっていく。

B相手の興味のあることから話題を広げていく。

C人から聞いた話を自分の雑談ネタとしてストックしておいて使い回す。

D一つのネタから枝葉を伸ばして別ネタを引き出す。アンテナを拡げて、いろいろなものから刺激を受けて、話題を広げる。

E話題を引っぱるだけ引っぱって、引っぱれないと思ったら、さっと次の話題に変わっていく。

F教師である以上、勉強の教え方は大事だが、今はさらに「気の利いた雑談ができるかどうか」が教員の資質として要求されている。

G落語の「まくら・つかみ」のように自然に雑談から本題に入っていく。

H雑談することにより、つながっていく。少数派に声をかける。

I人は誰でも話したがり屋。話すことでストレス解消する。話すことは、なによりの健康法である。世間話をすることで、クールダウンする。

J嫌なことや気掛かりを吐露したときに、それを聞いた相手が共感してくれる。驚いてくれると自分の考えが肯定されたという気持ちになる。話しただけでストレスが減っていく。

K雑談で大切なのは共感すること。自分の話を受け入れてくれる人と話すほうが、誰だって楽しくて心地良い。

Lどんな人だって一人で生きているのではない。雑談とは「生きる力」そのものである。



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