NHK東西浪曲大会

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 7月24日(金)に虎ノ門駅近くにある「ニッショーホール」において「NHK東西浪曲大会」の公開録画があり聴いてきました。浪曲は子どもの頃に聴いた記憶がありますが、生の公演は聴いたことがなかったので、ぜひ聴きたいと思って申し込みをしたら当選しました。出演者の一人の国本武春さんは、「演芸図鑑」というテレビ番組の司会者としてよく知っていたので、興味もありました。
 浪曲についてはあまり知りませんでしたが、調べてみたら「浪曲(ろうきょく)は、明治時代初期から始まった演芸である。「浪花節」(なにわぶし)とも言う。三味線を伴奏に用いて話を語り、歌う。各演題ごとに歌う部分(節)と語り演じる部分(啖呵)を両方持つ。」と書いてあり、まだ時代の新しい演芸だということが分かりました。広沢虎三なんかが有名で、清水の次郎長や国定忠治などの股旅ものが有名です。独特の言い回しと三味線に合わせての歌もあり、大衆には大変な娯楽だったのだと思います。最近、若い人が入門するそうで、若返ってまた民衆の人気をさらう時代が来るのかもしれませんね。言葉は今の言葉でよくわかるし、話の盛り上がりがあるし何よりも三味線がこの演芸にはよく合っていると思いました。
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 浪曲が始まる前に国本武春師匠からかけ声のかけ方のレクチャーがありました。間が大事で入ってくるときや噺の途中で盛り上がったときなどに(待ってました!、たっぷり!、名調子!など)のかけ声をかけます。早速本番でかけ声をかけている人がいて笑ってしまいました。
 舞台に上がる浪曲師は和服姿であり、正装として特に袴を多く用いる。演じる時の舞台のセットはまず舞台の中央、浪曲師の後ろに金屏風を置く。その前に腰ぐらいの高さの小さめのテーブルを置きその上に、華やかな柄の特製のテーブルかけをかけてある。真後ろに背もたれの長い椅子があり、演者の多くは立ちながら演じています。現在、浪曲の定席(常打ちの寄席)は、東京都台東区浅草の「木馬亭」と大阪府大阪市天王寺区の「一心寺門前浪曲寄席」のみとなっているとのことで、なかなか生で浪曲を聴く機会はありません。

 一番目は、国本武春師匠の「佐倉義民伝 甚兵衛渡し」でした。武春師匠の十八番で、雪の中を船を漕ぐ情景が目に浮かんでくる浪曲でした。
 二i番目は、日本浪曲協会会長をしている富士路子師匠による「重の井子別れという作品でした。文楽が原作で離ればなれで暮らしていた母子が再会するも親子を名乗れない哀しみが胸を打ちます。
三番目は、関西の浪曲師の京山幸枝若師匠の「小政の少年時代」でした。浪曲親友協会の会長をしている方で、上方ではギターが伴奏に入るとのことで、ギターの音色が不思議な気がしました。やはり浪曲には三味線が似合っていると思いました。
この後に、玉川奈々福さんと国本武春さんのコンビで、ニュースを浪曲風に読むとどうなるかとか、「アナと雪の女王」の歌詞を浪曲風に読むとどうなるかということをやりました。とても面白くて今度真似してやってみたいと思いました。
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4番目は、浪曲会の重鎮澤孝子さんの「左甚五郎伝 猫餅の由来」をやりました。たいへん声の高い方で、独特の節回しが印象的でした。
伴奏の方を曲師と呼びますが、それぞれの方には専属の曲師がいて、アドリブで演奏するとのことで、浪曲師との息が合うことが大切とのことで、三味線がはいることで、場面が活き活きとしてきます。

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