宮沢勝之コンサート♪いのちたちの詩♪

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 4月21日(土)滝野川会館大ホールにおいて「いのちたちの詩 宮沢勝之コンサート」が開催され行ってきました。東京芸術劇場が改装工事のため使えないので、この滝野川会館でコンサートは昨年に続き2回目となります。宮沢さんのコンサートには車椅子の方がたくさん聴きに来るので、車椅子スペースがたくさん取れるホールを探していて北区の社会福祉協議会の方々の協力でこの会場を探し当てたとのことでした。この日も何台もの車椅子の方がいらしていて前席にずらりと車椅子が並ぶ様子は、宮沢さんのコンサートならだと思いました。
 ちょうどこの日は、長女の恵が亡くなった日で、22回目の命日にあたります。月日の流れを感じるとともに私が書いた「愛子への伝言」という手記が縁で宮沢さんが同名の歌を作ってくれたことで、今もコンサートで歌ってくれるとあの当時のことを思い出して、恵が生きていたことの証を確かめることができ、その縁でたくさんの方と巡り会えたことに感謝しています。
 私もいつの間にか歳をとり、定年まであと2年という年になりました。職場でギターを弾きながら手遊び歌を歌っていたら、子どもたちに「じいじ、じいじ」と呼ばれるような年寄りっぽいおじさんになってしまいました。でも気持ちの中では、いつまでも恵は8歳のままですし私はあの当時の父親の気持ちを持ち続けています。
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 私は妻と2人で早めに家を出て王子駅まで京浜東北線で行き、そこから飛鳥山公園を通って本郷通りに出て歩いて会場の滝野川会館まで行きました。飛鳥山公園では、ソメイヨシノは終わっていましたが、八重桜がとてもきれいでした。子どもの公園もあり、SLや都電などが展示してあり大道芸の人が演技をしていてたくさんの子どもたちが周りを取り囲んで見入っていました。
 開場まで時間があったので、途中蕎麦屋さんで昼食を撮り、旧古河庭園を見学してから滝野川会館に行きました。

 コンサートのプログラムは、どの歌も知っている歌でしたが、全体的に東日本大震災を意識してなのか、重い歌が多いなという印象を受けました。バックミュージシャンも若返った感じで、いつものピアニストの吉川郁郎さんやベーシストの山口良夫さん、ドラムスの黒田清高さんなどがいないのはちょっと寂しい気がしました。これも月日の流れなのでしょうか。ただ今回は、コーラス 奏(かなで)の3人の女性が参加していて華やいだ雰囲気がありました。
 そして何よりも今年も「ファンキーモンキーズ」の子どもたちのリズムダンスが元気いっぱいで楽しかったです。男の子は1人だけで女の子のパワーが炸裂していました。とくに小さい女の子が中に入って一生懸命踊っている姿がかわいらしかったです。宮沢さんが「のってるかい!」と何回か叫びましたが、会場からは、「…」と反応が無かったのは、中高年の人たちが多くて、今一乗り切れなかったからだと思います。会場の年齢層を物語っていました。
 今回震災後ようやく歌を作ろうという気持ちになり、新曲を2曲作りましたが、思いのこもった重い歌だと思いました。井上陽水さんのメッセージを紹介していましたが、歌を作ることの責任の重さを宮沢さんも痛感していることが分かりました。歌の力と同時にその影響力もあるんですね。
 今年になってから頻発している障害のある人たちの餓死した話や20年前に作ったという同じテーマの「早春の日」がとても印象に残りました。この豊かになった社会の片隅で餓死する人がいるというこの社会の危うさをもっと私たちは真剣に考えないといけないと私も同感しました。本当の豊かさとか人の優しさといった宮沢さんがテーマにして歌にしている歌たちを、もっとたくさんの人たちに聴いてもらって、感じて考えてほしいと心から思いました。
 私個人の感想では、「LOVE SONG」のような障害のある子を持つ親の思いをテーマにした歌が、聴いていて心にすっと入ります。涙を流しながら心が洗われる気がしています。そんな歌が今回少なかったのはちょっと残念でした。「いのち」が今回のテーマでしたが、どんないのちも輝いているという宮沢さんのメッセージが込められている歌が宮沢さんの持ち味だと思うし、人の心を感動させる源泉だと改めて思いました。
 

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